シングルバーナーを使用していると、構造上どうしても脚の部分が熱くなるものが多いですよね。あくまで構造上の問題なので商品としては問題ないのですが、ちょっとしたカスタムで「熱くなった脚をつまんでちょっと移動」なんてことが出来るようになるので紹介させていただきます。
カスタムといっても大げさなものではなく、脚の部分に耐熱性のあるシリコンチューブを装着するといったものなので、時間が空いた時に気軽に出来る内容だと思います。
今回は、私が所有しているSOTOのレギュレーターストーブ FUSION ST-330に合うサイズで説明を進めさせていただきます。
用意するもの
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用意するのはこれだけ。装着するシリコンチューブ(耐熱)、カッター、工作マット。
私はOLFAのデザインカッターを使用していますが、普通のカッターでも問題ないと思います。
工作マットは100均でも売っていますし、あると便利です(切りやすいです)。
シリコンチューブの仕様
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ST-330の脚に合うのは内径4mm、外形6mmのシリコンチューブです。
バーナーがシルバーなのでチューブの色は半透明(白の透明)を選びました。
耐熱温度は-40度~200度。この辺りの基準はわかりませんが、とりあえず私はこのくらいの耐熱性能のもので事足りています。
加工作業
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工作マットのマス目に合わせて10cmにカットします。お好みに応じて長さは調整してください。
このあたりが工作マットの便利なところ。
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カットしたい位置にカッターの刃を押し付けると、そのままきれいに切断できます。
切った断面がささくれたりするようなことはありません。もちろん工作マットも無事です。
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同じものを4本つくります。シリコンチューブ自体に曲がり癖がついていますが、バーナーに装着してしまえば問題ありません。
装着方法
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加工したチューブをそのまま装着しようとするとなかなかうまくいきません。
チューブの内側にアルコールスプレーを吹き入れましょう。かなりジャブジャブになるくらいのほうが入れやすいと思います。
アルコールなので装着後はすぐに蒸発してしまいます。私がやってみた限り、サビなどの心配はないと思います。
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4本とも装着して完成です。シリコンチューブの長さをピッタリ10cmにしたバランスがこれです。ご参考までに。
折りたたんでから、以前紹介させていただいたMERCURYのケースに入れても問題なく収納出来ました。
まとめ
少しの手間で効果は大きいと思います。コスト的にも数百円なので、是非是非お勧めしたいカスタムです。
関連リンク
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