パップテントを二股化 & 雨対策! 「かげとら式 二股ポール」その1

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アウトドア

 テント関連の記事やブログなんかを見ていると「二股化」って言葉、よく見かけませんか。通常1本のポールで支えている部分を二股化して2本で支えるようにするということなんですが、そのメリットはズバリ、テント内の有効スペースを広くするということです。確かにすごくいいアイデアですよね。ということで、私も「DD Hammocks(DDハンモックス) SuperLight A-Frame Tent」用に二股ポールを作ってみました。どうせ作るのなら上記のメリットに加え、「雨風にも耐えられる丈夫なもの」「屋根に雨水が溜まりにくいもの」という条件も含めて設計してみました。

ポールの素材

 まずはポール自体の素材選びから。とても重要なところなので慎重に考えてみました。とりあえず皆様がどんな素材で作っているのか調べてみると、

  • 既存の市販ポールを加工する
  • 木製
  • 塩ビパイプ製
  • 鉄パイプ製 …etc

 といった感じです。それぞれメリット、デメリットがありますよね。とりあえず、強度、加工のしやすさ、重量、コストといった項目がパッと思い浮かんだのですが、私にとってとにかく大事だったのが強度。ということで漠然と金属製のものにしようと思いました。そこで金属製のパイプを調べていたのですが、見つけたのが「スペーシアパイプ」という商品です。

スペーシアパイプ

 この商品はサビに強い溶融亜鉛メッキ製の鋼管で高機能プラスチックが密着被覆されています。これってテントに使うポールとしては最適なのでは。さらに普通の鉄パイプよりも軽くて、加工もしやすそうです(鋼管の厚みはわずか0.7mm)。専用のジョイント部材も豊富に用意されているので、組み立ても簡単。そして何よりステンレスポールなどに比べるとかなり安い。カラーバーリエーションもあるのでテントの色やデザインに合わせるといいですよね。

スペーシアパイプに決めた最大の理由

 二股ポールを作るにあたって一番のポイントとなるのは、二股分岐させる頂点の部分だと思います。よく見かけるのは「ユニバーサルジョイント」と呼ばれる金具で接続する方法。この金具、ホームセンターで200円前後で買えてしまうので非常にコストパフォーマンスが良いです。そして、ポール同士の角度を自由に設定できるので二股ポールを作るには好都合です。しかし使うたびにネジを調整しなければならないような気がしたので私は却下しました。
 ということで他の接続器具を探してみたところ、直角(90度)に固定接続するものはたくさんあるのですが、自由に角度調整できるものってかなり少ないことに気付きました。何種類か角度調整できるものもあったのですが、とにかく高い。「DD Hammocks SuperLight A-Frame Tent」のようなパップテントの場合二股の角度が90度だと広すぎるので、泣く泣く高価なジョイントを買わなければならないとかと思っていたところ。。
 スペーシアパイプ専用ジョイントの中の品番「PJ-400」という商品、なぜか角度が73度という不思議な角度で固定できるようになっているのです。お値段約300円。恐る恐るテントのほうの角度を測ってみたら、ほぼほぼ73度で合いそうな雰囲気。ということで思い切って買ってみたところこれが大正解。上の写真は「PJ-400」を使って二股化させたところです。

加工作業

 最大の悩みどころだった二股化ジョイントの問題がクリアとなったのでスペーシアパープと専用ジョイントを購入して加工をはじめました。私のテントとタープは迷彩柄なのでフォレストグリーンというカラーのパイプにしました。
 次に考えるべき問題、それはパイプの切断方法です。木材や塩ビパイプのように容易には切断できません。ということで、まず初めに私が考えた切断方法はコレ↓万能ノコギリの「ハイスパイマン」で切断する方法です。

 このノコギリ、Amazonなどでも比較的評判がよく、粗大ゴミになりそうなものを切り刻んで小さくしたりするのに使用している人が多いみたいです。私は以前、太めの針金を多量に切断しなければならないDIYをした際に購入しました。持っていると何かと便利な万能ノコギリだと思います。しかし、今回に関しては。。。結論からいうと、スペーシアパイプを切断することは可能です。実際に私も2本ほど切断しました。切り口もキレイに切れましたが、とにかく疲れる。やはり鉄パイプなのでそれなりに根気よく作業をしないと切断できません。今回、私は十箇所ほど切断する必要があったので、ちょっと厳しいなと感じました。
 ということで次に考えたのは、パイップカッターです。スペーシアから専用のパイプカッターも販売されているようですが、とりあえず専用のものでなくてもよいとは思います。

 この工具があれば、おそらくキレイに、そしてある程度効率的に切断ができるのだろうと思います。しかし、私はこの工具をもっていないので、一瞬購入しようと思ったのですが、よく考えたら我が家には電動工具のディスクグラインダーがあるのでした。

 ディスクグラインダーでしたら、どんどん切断できます。ただし、やはり電動工具は取扱いに細心の注意はらわないとかなり危険です。特にディスクグラインダーは切断時にかなりの迫力があるので、慣れない人はやはり手動で万能ノコギリかパイプカッターを使った方がよいと思います。

加工終了

 試行錯誤しながら作業を終えることができました。ちなみにポールにはDD Tentを購入した際に同封してもらったステッカーを貼ってみました。今回はなんとなく概要的な部分だけ紹介させていただきました。近日中に、実際に完成した二股ポールの全貌と、実際にテント&タープを使用するところまで紹介させていただきたいと思います。

まとめ

 「DD Hammocks A-Frame Tent」用の二股ポールをDIYするにあたって素材はスペーシアパイプをチョイス。最大の理由は二股化用のジョイント部品が最適だったことですが、強度やデザインなど、多角的にみてもよいチョイスだったのではないかと思います。別の記事で完成したポールの全貌も紹介させていただきます。

関連リンク

DD Hammocks Shopページ

DD Hammocks Japan ショップページ

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