キャンプの際の火起こし方法はいろいろな手法や人それぞれ楽しみ方があります。私も色々試してみたいタイプなのですが、今回紹介させていただくのは、なんだかんだで一つは持っておきたい小型の耐風バーナーです。おそらく定番と言ってしまってもよいSOTOのスライドガストーチ「ST-480」。新富士バーナー(SOTO)の製品ですから、私的にはとても信頼度の高い製品です。もちろんチャッカマンを使用してもよいのですが、圧倒的な火力、耐風性能を考えると、アウトドアフィールドでは断然使い勝手がよいと感じられると思います。
開封
開封した直後の写真です。使い捨てライターよりひとまわり大きいといったサイズ感でポケットにも入ります。下の写真のメモリの単位はcmなので参考までに。私はキャンプの際には常時ポケットに忍ばせています。ただ、火炎温度は1300度も出るものなので、取扱には十分に注意してください。
火口が伸びるようになっているので狭い空間に火口を挿入することが出来ます。焚き火台に炭や薪を煙突状に積み上げ、底に置いてある着火剤などに点火する際にはとても重宝します。チャッカマンだと上部から火を入れたりすることが出来なかったり、下部から火を入れようとして火口に灰がかかったりすると火がつかなかったり、当然、風が強いと使い物にならなかったりするのですが、それらの悩みはすべて解消してくれます。
なお、伸縮できる火口(スライドパイプ)ですが、途中までの長さでも自由に固定できる構造になっているので、状況に応じて調整が可能です。
使い方
説明書
パッケージの裏面に説明がかかれています。ガスの充てん方法、各部位の説明、セーフティロックスイッチについて等。
セーフティロックスイッチ
左の写真はロックされている状態なので点火は出来ません。点火ボタンを→の方向にスライドさせると解除出来ます。かなりわかりにくいのですが、左の写真がロックを解除した状態で点火が出来ます。微妙に右方向へ点火ボタンがスライドしています。スライドさせると手に「カチッ」という感触があるので、実際にやってみればすぐにわかると思います。
ガス調整つまみとガス注入口
本体の底面の写真です。写真の中央付近にある丸い部品がガス調整つまみです。こうやってみるとマイナスドライバーでも必要な気がしてしまいますが、爪や指で軽く回せます。写真の右側にある穴がガス注入口となります。ちなみに燃料は家庭用に使われているガス缶やライター用のガスでも使用可能です。
ガス残量確認窓
本体の前面に燃料の残量を目視できる窓がついています。ガスは本体内部で液状になっているので、窓の内部をみるとその液体の残量がみれます。
まとめ
ポケットの中に入ってしまうコンパクトなサイズ感ながら、その火炎温度は1300度もあるので、風の強い日など多少の悪条件下でも活躍してくれるガストーチです。火口が伸縮自在という点でもとても便利なアイテムです。
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