車のマフラー(ステンレス)加工に用いたステップドリル。手強かったが、あっさり。。

4.0
DIY

 今回、マイカーのマフラーを加工することになりました。といっても2か所に6mm径の穴をあけてねじ止めするだけなので、楽勝。
 という事でボッシュの18Vのインパクトドライバーを持って車へ。工具箱に入れていた鉄工用のドリルセットから3mmを装着して、いざマフラーへ穴をあけます。
 穴をあけます。。。いや、まったくびくともしません。まぁ、そんなに簡単に穴があいてしまうものを車の部品に使うわけもないので、粘ってみたのですが、微妙な傷が一つついただけ。
 想定外の展開に戸惑いながら、いままでより力強くドリルを押し付けると「パキッ」とあっけなくドリルが折れました。
 ドリルセットのケースを見てみると、鉄工用と記載されてはいますが、ステンレスの文字はどこにも見当たりません。私の車に装着しているマフラーはステンレスのSUS304という材質で、板厚は約2mmといったところ。
 完全になめていました。2mm厚くらいだから鉄工用でいけるだろうと完全に思いこんでいましたが、まったく歯が立ちませんでした。
 ということで、ホームセンターへステンレス用のドリルを買いに行ったのですが、木工や鉄工用に比べて、段違いに高い!まぁ、意味は理解できます。今、経験済みですから。
 いきなりセットを買うのも怖かったので(というかかなり高価だったので)、3mm径で一番安いステンレス用ドリルを買って再度チャレンジ。やはりさきほどの鉄工用とは違って、なんとなく一太刀入れられている感覚があります。が、それでも苦戦しながらやっと3mm径の穴をあけることが出来ました。
 しかし、ゴールは6mm径。ここで、また安易な考えが発生、「以前Amazonで激安購入したステップドリルがあるではないか」。
 ただ、気付いていました、それが鉄工用のステップドリルでステンレス用ではないことを。しかし、また無謀なチャレンジを開始してしまいました。もちろん、結果は想像通り、びくともしません。やけになってドリルを回転させたまま強く押し付けると、今までとは違う感触が、、、
 ドリルを見ると、真っ赤に熱せられた先端が溶けていました。そして油断した瞬間、それがポロっと落ち、手の甲をかすめました。熱い。かなり熱い。火傷という代償まで負いました。
 ということで、出直しを余儀なくされました。もう選択の余地はありません。ステンレスに対応したステップドリル!という事で購入したのが今回紹介する商品です。

商品説明

 梱包されていた箱です。材質としてHSS鋼、ハイスとか呼ばれている材ですね。「ステンレス用」の記載は見当たりませんが、販売ページには用途として「ステンレス」と記されていたのでこれにしてみました。

同梱物

 セットとしてドリルが3本と専用ケース。正直いって、3本のうちどれかで加工が出来れば(1~2本溶けても)OKと思って購入しました。
 ちなみにケースはオマケ程度に考えたほうがいいかもしれません。

実際の作業

 ということで3本のうち中間の大きさのドリルで加工開始。

 1分後、任務完了。。。

まとめ

  本当にあっけない結果でした。やはり、というか当たり前のことですが、ステンレスを加工する際には専用の道具を使いましょう。そして、ケガにはくれぐれも注意してくださいね。

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