アウトドア用品の定番商品はいろいろありますが、オピネルのナイフもそのうちの一つですよね。とにかく見た目がシンプルでかっこいい。あのパブロピカソも愛したといわれる、フランス製のナイフです。
大まかではありますが、購入際に必ず選択が必要となるのが、ブレードの材質とその刃渡りのサイズです。
使用目的や手のサイズ等々、いろいろな観点から選択に迷ってしまいそうですよね。今回は私が今使用しているオピネルナイフを選んだ基準を紹介します。
材質について
基本的にはステンレス製とカーボンスチール製があります。それぞれの特徴といえば、
ステンレス製
・手入れが楽
・若干値段が高い
・若干切れ味がカーボンより劣る
カーボンスチール
・手入れをしないとサビる
・若干値段が安い
・切れ味が良い
といったところだと思います。
ここで私のオピネルナイフの用途を端的にいうと、ずばり「肉を切る!」です。もちろん時には野菜や他の食材も切りますが、とにかく肉(ローストビーフなどの大きめの肉も含め)が切れれば満足です。食材カット以外の用途は皆無です。
とすると、若干の切れ味の差は大した問題ではなく、むしろ手入れをしやすいほうが優先順位が高いので迷わずステンレス製を選びました。
サイズについて
現在販売されているのは#2~#13(刃渡り2~13センチ)というサイズだと思います。いろいろなサイトを見ていると#8か9あたりの使用頻度が高いように思われます。
私は上記の通り、目的が「肉を切る」なので、購入時に実際にナイフを握ってみて感触を試しました。#8から握っていったのですが、結論からいうと購入したのは#10です。
実際に握るとこんな感じです。ポイントとなったのは、まずグリップの長さです。手のひら全体にフィットして力が入れやすかったのが#10でした(#9では若干長さが足りない)
さらに刃渡りについても、大きな肉をカットする際には最低でも10センチほどの刃渡りが必要だと思いました。オピネルはグリップ部分と刃がほぼ一直線なので、実際にまな板の上でカットする際は刃の先端分を中心に使うことになります。この為、短かすぎるととても使いにくいんですよね。
自宅でステーキなどをカットする時に使用しているナイフと大きさの比較をしてみました。切れ味に関しては自宅用のものなど比にならないくらい切れるので、あとはサイズ感ですよね。
余談。。
余談になりますが、購入時はこのような箱に入っております。そして開封したあと、使用する前に必ずやらなくてはいけないことがあります。それは刃を研ぐこと。オピネルナイフは新品時、刃がついていません。
もうひとつ余談になりますが、オピネルナイフは防水性が低い為、気の部分が膨張してしまったり、また基本的に折りたたみの開閉が固いという理由などから「オイル漬け」などという儀式が紹介されているのをよく目にしますが、私的には必要ないと思っています。
そもそもこのナイフがスムースに開閉してしまったら危険だと思います。ある程度固くて、開ける時から注意深く使用するというのが本来の使い方だと思います。あくまで考え方は人それぞれですが。
まとめ
楽しいキャンプもケガをしてしまったら台無しですよね。安全性を十分に考慮して使うであれば、かっこいいオピネルナイフ、かなりオススメです。
Comment - コメント -